育毛鍼灸のパルス(電気刺激)とは|痛い?安全?|奈良・結崎

「育毛の鍼で電気を流すって聞いたけれど、それはさすがに痛いのでは?」
はじめてご相談いただく方から、わりとよくいただく質問です。たしかに「頭に鍼を刺して、そこに電気を流す」と字面で聞くと、身構えてしまうのも無理はないと思います。
この記事では、奈良・磯城郡川西町結崎の育毛鍼灸院SOKOKARAが、パルス(電気刺激)とは何なのか、実際にどんな感じがするのか、そしてどういう方には行わないのかまでを、できるだけ正直に整理します。派手な話は出てきません。「なるほど、そういうことか」と納得していただくための記事です。
パルスとは、鍼にごく弱い電気を流すこと
鍼灸の世界で「パルス」と呼ばれているのは、刺した鍼にコードをつないで、弱い電気を流す方法のことです。正式には「低周波鍼通電(ていしゅうはしんつうでん)」と呼ばれ、鍼灸院ではごく一般的に使われている、昔からある方法です。
イメージとしては、家電量販店で売っている肩用の低周波の機械に近いものです。違うのは、皮膚の上に貼ったパッドから流すのではなく、すでに置いてある鍼を電極のかわりに使うという点だけです。
「電気」と聞くと強い刺激を思い浮かべる方が多いのですが、実際に流すのはとても弱い電流です。強さはつまみで細かく調整できるようになっていて、受けている方の感じ方を確認しながら決めていきます。鍼そのものについては育毛鍼灸とは?薄毛に寄り添う理由もあわせてご覧ください。
なぜ、育毛のケアで頭に使うのか
ここは正直に書きます。「電気を流したら毛が生える」という話ではありません。そういう説明のしかたは、私たちはしないようにしています。
考え方としてはもっと素朴で、髪をつくる材料は血液が運んでいるという一般論が出発点です。頭皮がこわばって血のめぐりが滞っていれば、運ばれるものも届きにくくなる——これは誰が聞いても「それはそうだよね」と思える話だと思います。パルスを使うのは、置いた鍼のまわりをやさしく動かし続けることで、その巡りにアプローチしやすくするためです。
東洋医学では、髪は「血(けつ)」の余りが形になったもの、と昔から考えられてきました。血が足りない・巡っていないときに髪も細くなる、という見方です(→東洋医学から見る髪と「血」「腎」の関係)。パルスは、その考え方を施術のなかで実際の形にするための道具のひとつ、とご理解いただくのがいちばん近いと思います。
もうひとつ、頭や首まわりの緊張がゆるむことで、受けたあとに頭が軽く感じるとおっしゃる方が多いのも実感としてあります。ストレスや自律神経と髪の関係についてはストレスと薄毛の関係で詳しく書いています。
実際、どんな感じがするのか
いちばん気になるところだと思います。よくいただく表現を並べると、こんな感じです。
- トントン、とリズムよく響く感じ
- 頭皮が細かくピクピク動く感じ
- じんわり温かく広がるような感じ
「痛い」というより「動いている感じ」と表現される方が多い、という印象です。実際、初回で少し身構えていた方が、途中からそのまま眠ってしまうことも珍しくありません。
とはいえ、感じ方には個人差があります。同じ強さでも「ちょうどいい」と言う方と「少し強い」と言う方がいます。ですので当院では、いちばん弱いところから少しずつ上げていって、「気持ちいい」で止めるようにしています。我慢して強くする意味はありません。強ければ良いというものでもないからです。
途中で「少し強い」と感じたら、そのタイミングで言っていただければすぐ下げます。遠慮していただかなくて大丈夫です。鍼そのものの痛みについては育毛鍼灸は痛い?はじめての方の不安にお答えもご覧ください。
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当院での使い方|ずっと流しっぱなしにはしません
SOKOKARA結崎院では、頭皮に細い鍼を置いたうえで、そのうちの一部にコードをつないでパルスを使います。全部の鍼につなぐわけではありませんし、施術の最初から最後まで流し続けることもありません。
使う時間はその日の体調やお疲れ具合を見ながら決めますが、目安としては十数分ほどです。そのあいだは横になって休んでいただくだけで、こちらから何かをお願いすることはありません。全体の流れは育毛鍼灸の施術の流れにまとめています。
また、パルスは使うことが前提のものではありません。「電気は苦手」という方には使わずに進めますし、その日の状態によってこちらから使わない判断をすることもあります。ベッド1台の完全予約制でおひとりずつ拝見しているのは、こういう細かい調整をその場でできるようにするためでもあります。
受けられない方・事前にお知らせいただきたいこと
ここは大事なところなので、はっきり書いておきます。
心臓のペースメーカーなど、体内に植え込む型の医療機器をお使いの方には、パルスは行いません。機器の動作に影響する可能性があるためで、これは鍼灸の業界で共通して定められている決まりごとです。この場合でも、電気を使わない通常の鍼でご対応できることがありますので、ご予約時にお知らせください。
そのほか、次に当てはまる方もご予約の段階で教えていただけると助かります。使う・使わないの判断や、強さの決め方が変わります。
- 妊娠中、または妊娠の可能性がある方
- 持病があり、通院・服薬をされている方
- 金属アレルギーがある方
- 過去に鍼や電気の刺激で気分が悪くなったことがある方
- 頭皮に傷・炎症・強いかゆみがある方
特に頭皮そのものに赤み・かゆみ・痛み・じゅくじゅくした部分があるときは、先に皮膚科を受診していただくほうが早いことがあります。鍼灸院では診断ができませんし、お薬も出せません。私たちがお役に立てるのはその手前と、そのあとの体づくりの部分です(→皮膚科との組み合わせ方)。
なお、医師からお薬を処方されている方が、それをやめて鍼灸に切り替える必要はまったくありません。続けながら受けていただくのがふつうです。お薬との付き合い方は育毛剤と育毛鍼灸の役割の違いにも書いています。
パルスだけで何かが変わる、という話ではありません
最後にもうひとつ、正直な話を書かせてください。
髪には生え替わりの周期があり、いま見えている状態は数か月前の積み重ねを映しています(→ヘアサイクル(毛周期)の基本)。ですから、パルスを一度受けたからといって、翌週に見た目が変わるようなものではありません。そこを大げさに言うつもりはありません。
実際に大きいのは、睡眠・食事・ストレスといった日々の土台と、続けられるかどうかのほうです。パルスはその土台づくりを後押しする道具のひとつであって、主役ではありません。通う間隔の考え方は育毛鍼灸は何回通えばいい?頻度と期間の目安にまとめています。ご自宅でできることは頭皮ツボ押し5選もどうぞ。
よくあるご質問
Q. 電気を流しているあいだ、じっとしていないといけませんか?
A. 横になって休んでいただくだけで大丈夫です。会話をされても、そのまま眠っていただいても構いません。強さが気になったときだけ、ひとことお声がけください。
Q. パルスを使うと料金が上がりますか?
A. 上がりません。育毛鍼灸は 初回体験 5,000円/通常 16,500円(別途 初診料 3,000円)で、パルスを使うかどうかで金額は変わりません。使わないほうがよい日は使いませんので、その場合も同じです。
Q. 家庭用の低周波の機械を頭に当てるのでは駄目ですか?
A. 市販の機器は、それぞれ使ってよい部位が説明書で決められています。頭部が対象外になっているものも多いので、自己判断で頭に当てるのはおすすめしません。ご自宅では、指の腹で気持ちよい程度に動かすくらいがちょうどよいと思います。
Q. 電気が苦手です。それでも育毛鍼灸は受けられますか?
A. はい、受けていただけます。パルスを使わずに鍼だけで進めることもできますので、ご予約時か当日の問診で「電気は無しで」とお伝えください。それで内容が物足りなくなる、ということはありません。
Q. 何回くらい受ければ、続けるかどうか判断できますか?
A. 一般には、ヘアサイクルの関係で数か月単位で様子を見ていく形になります。ただ「頭の軽さ」「寝つき」など体感の部分は比較的早い段階でお話しいただくことが多いです。感じ方には個人差がありますので、まずは初回体験で相性を見ていただくのがよいと思います。
Q. 秋になって抜け毛が増えた気がします。今からでも間に合いますか?
A. 秋は一年のなかでも抜け毛が気になりやすい時期です。まずは今の状態を把握するところからで構いません(→頭皮セルフチェックの習慣/秋の抜け毛は夏から始まる)。「まだ相談するほどでは」という段階でのご来院も歓迎しています。
ご予約・院のご案内
SOKOKARA鍼灸整体院 結崎院は、近鉄結崎駅から徒歩5分。完全予約制・ベッド1台の落ち着いた空間で、おひとりずつ丁寧に向き合う育毛鍼灸院です。
- 院長:藤武 智
- アクセス:奈良県磯城郡川西町結崎(近鉄結崎駅 徒歩5分)
- 営業時間:10:00〜24:00
- 休診日:木・日・祝
- ご予約:LINEのみ(完全予約制)
- 育毛鍼灸:初回体験 5,000円/通常 16,500円(別途 初診料 3,000円)
夜遅い時間まで営業しているため、お仕事帰りやお子さんが寝てからでも通いやすいとお声をいただきます。大阪・京都・兵庫など関西各地からも通っていただいています。「電気が少し怖い」「まず話だけ聞きたい」という段階でも構いません。
▼ ご予約はLINEから
https://lin.ee/wAvjldM
関連ページもあわせてご覧ください。
※本記事は一般的な情報および東洋医学の考え方をご紹介したものであり、効果効能を保証するものではありません。現れ方や感じ方には個人差があります。頭皮や体調に関する診断・お薬のご判断は、医療機関にご相談ください。
