デスクワークと薄毛|姿勢・首こりと頭皮の血流|奈良・結崎

「在宅で仕事をするようになってから、なんとなく抜け毛が増えた気がする」
「夕方になると頭が重い。頭皮を触ると、前より硬い気がする」
そんなお話を、ご相談の中でうかがうことがあります。劇的な出来事があったわけでもないのに、なんとなく気になりはじめる。この「なんとなく」がいちばんモヤモヤしますよね。
この記事では、奈良・磯城郡川西町結崎の育毛鍼灸院SOKOKARAが、長時間のデスクワークや在宅ワークと、頭皮の巡りの関係を整理します。目新しい話は出てきません。「言われてみれば、それはそうやんな」と思っていただける当たり前のことを、丁寧に書いていきます。
座りっぱなしが続くと、まず首と肩がこわばる
これは薄毛の話をする前の、ごく当たり前のところからです。同じ姿勢で長時間座っていると、首や肩の筋肉はずっと同じ仕事をし続けることになります。動かない筋肉は、だんだん硬くなります。
とくに画面をのぞき込む姿勢では、頭が体より前に出ます。頭はおよそ5〜6kgあると言われますから、それを支える首の後ろ側には、常に負担がかかり続けます。休憩をはさまずに何時間も続ければ、こわばるのは自然なことです。
在宅ワークではさらに、通勤という「毎日の最低限の運動」がなくなるという変化もあります。駅まで歩く、階段を上る、電車で立つ。意識していなかった分だけ、なくなったことにも気づきにくいものです。
首・肩のこわばりと、頭皮のつながり
髪は頭皮から生えています。そして頭皮に酸素や栄養を運んでいるのは血液です。その血液は、首を通って頭へ上がっていきます。
ですから、首や肩まわりの筋肉が硬くなって血管が圧迫されると、頭部への巡りが滞りやすくなると考えられています。これは髪に限った話ではなく、「肩がこると頭が重い」「目の奥が疲れる」といった、多くの方が経験したことのある感覚と同じ道すじの話です。
東洋医学でも、髪は「血(けつ)」の余りがあらわれたもの、と昔から考えられてきました。体をめぐる栄養が十分に行き渡って、はじめて髪まで手が回る、という発想です。この考え方については東洋医学から見る髪と「血」「腎」の関係でくわしく書いています。
もちろん、「首こり=薄毛の原因」と単純に言い切れるものではありません。薄毛の背景は人それぞれで、体質やホルモンの影響、生活習慣などが重なって現れます。ただ、巡りが滞っているより、めぐっているほうがいい——ここは誰も反対しないところだと思います。
目の疲れも、意外と頭とつながっている
パソコンやスマートフォンの画面を見続けると、目のまわりの筋肉も休みなく働きます。目のまわり、こめかみ、側頭部、後頭部は、筋膜でひとつながりになっています。
「夕方になると頭皮がつっぱる感じがする」「こめかみを押すと痛い」という方は、目の疲れが背景にあることも少なくありません。頭皮だけをもんでもスッキリしない場合、原因が頭皮の外にある、というのはよくあることです。
在宅ワークで崩れやすいのは、姿勢だけではない
ご相談をうかがっていると、姿勢よりもむしろ、こちらのほうが影響している印象を受けることがあります。
- 食事が簡単になる:ひとりの昼食は、パンやおにぎりだけで済ませがち。髪の材料はたんぱく質なので、続くと心もとないところです
- 就寝時間が後ろにずれる:通勤時間がない分、夜ふかししやすくなります
- 人と会わない日が増える:外に出る用事が減ると、体を動かす機会そのものが減ります
- 仕事の区切りがつきにくい:家と職場が同じだと、気持ちの切り替えが難しくなります
どれも「それは体によくないよね」と誰もが頷く話です。派手な原因より、こうした地味な積み重ねのほうが、じわじわ効いてきます。食事の面は髪と食事の関係|意識したい栄養素5つ、睡眠の面は睡眠の質と髪の関係もあわせてご覧ください。
今日からできる、小さな習慣5つ
大きく生活を変える必要はありません。続かない対策は、やらないのと同じだからです。
1. 1時間に1回、とりあえず立つ
ストレッチができれば理想ですが、まずは立ち上がってコップに水を汲みに行くだけでも構いません。「同じ姿勢を切る」ことが目的です。
2. 20分に一度、遠くを見る
目の疲れ対策として「20分ごとに20秒、6メートルほど先を見る」という考え方が知られています。窓の外をぼんやり眺めるだけでよく、費用もかかりません。
3. 肩甲骨を動かす
両肩をすくめて、ストンと落とす。これを5回。肩をぐるりと回す。これも5回。首を無理に引っぱるより、肩甲骨から動かすほうが安全で、こわばりもゆるみやすくなります。
4. 画面の高さを上げる
ノートパソコンは、そのまま置くと視線が下がりがちです。本を数冊はさんで画面を目の高さに近づけ、外付けのキーボードを使うだけで、首の負担はかなり変わります。
5. 湯船につかる日をつくる
シャワーだけで済ませる日が続いているなら、週に何日かは湯船に入ってみてください。体が温まると、こわばりはゆるみやすくなります。
頭皮そのものへのアプローチは自宅でできる頭皮ツボ押し5選にまとめています。あわせて、月に一度は頭皮セルフチェックの習慣で今の状態を見ておくと、変化に早く気づけます。
気になる変化が続くときは、まず原因の切り分けから
ここは正直にお伝えしたいところです。抜け毛や薄毛の背景には、姿勢や生活習慣だけでなく、体質やホルモンの影響、皮膚の状態、内科的な要因が関わっていることがあります。
次のような場合は、先に医療機関で診ていただくことをおすすめします。
- 地肌に赤み・かゆみ・強いフケがある(皮膚科)
- 短期間に急激に抜けた、円形に抜けた(皮膚科)
- だるさ・冷え・体重の変化など、髪以外の不調も重なっている(内科)
- すでにお薬を使っていて、続け方に迷いがある(処方された医師・薬剤師)
原因がはっきりすれば、打ち手も選びやすくなります。私たちは診断をする立場ではありませんので、医療機関の判断が先、という順番は変わりません。皮膚科との組み合わせ方は皮膚科の診察と育毛鍼灸の組み合わせ方に書いています。
SOKOKARAの育毛鍼灸で行っていること
当院の育毛鍼灸は、頭だけを見る施術ではありません。首から肩、後頭部にかけての巡りを整えたうえで、頭皮へアプローチするという組み立てにしています。デスクワークが長い方ほど、この土台のところが硬くなっているからです。
施術後に「頭が軽くなった」「目が開けやすい」とおっしゃる方は少なくありません。これは髪そのものの変化ではなく、あくまで体感としてのご感想です。髪は伸びるのにも生え替わるのにも時間がかかりますから、ヘアサイクル(毛周期)を踏まえて、数ヶ月単位で気長に見ていただくようお願いしています。
感じ方には個人差があり、すべての方に同じ変化があるわけではありません。通う回数の目安は育毛鍼灸は何回通えばいい?頻度と期間の目安を、施術内容は育毛鍼灸の施術の流れをご覧ください。
よくある質問
Q. デスクワークをやめないと意味がないですか?
そんなことはありません。お仕事は続けたうえで、途中に区切りを入れていただければ十分です。8時間座り続けるのと、1時間ごとに1分立つのとでは、体への負担がまったく違います。
Q. 頭皮を自分で強くもんでも大丈夫ですか?
爪を立てたり、力任せにこすったりするのは避けてください。指の腹で、痛気持ちいい程度が目安です。強ければ良いというものではありません。
Q. 首や肩のこりがある人は、みんな薄毛になりますか?
いいえ。こりがあっても髪に変化のない方はたくさんいらっしゃいます。薄毛の背景は複数の要素が重なって現れるもので、こりはその中のひとつの要素にすぎません。
Q. 育毛鍼灸を受けると、肩こりも軽くなりますか?
首肩まわりから整えていくため、「ついでに肩が楽になった」とおっしゃる方はいらっしゃいます。ただ、こちらもあくまでご感想で、お約束できるものではありません。
Q. 仕事終わりが遅いのですが、通えますか?
結崎院は24:00まで営業しています。お仕事が長引いた日でもご相談いただけます。
ご予約・院のご案内
SOKOKARA鍼灸整体院 結崎院は、完全予約制・ベッド1台の落ち着いた空間で、おひとりずつ丁寧に向き合う育毛鍼灸院です。
- 院長:藤武 智
- アクセス:奈良県磯城郡川西町結崎(近鉄結崎駅 徒歩5分)
- 営業時間:10:00〜24:00
- 休診日:木・日・祝
- ご予約:LINEのみ(完全予約制)
- 育毛鍼灸:初回体験 5,000円/通常 16,500円(別途 初診料 3,000円)
夜遅い時間まで営業しているため、お仕事終わりにお立ち寄りいただく方が多い院です。大阪・京都・兵庫など関西各地からも通っていただいています。「まず話だけ聞いてみたい」という段階でも構いません。
▼ ご予約はLINEから
https://lin.ee/wAvjldM
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※本記事は一般的な情報および東洋医学の考え方をご紹介したものであり、効果効能を保証するものではありません。現れ方や感じ方には個人差があります。頭皮や体調に関する診断・お薬のご判断は、医療機関にご相談ください。
