円形脱毛症と鍼灸|皮膚科の受診を前提にできること|奈良・結崎

SOKOKARA結崎院 - 円形脱毛症で後頭部の脱毛斑が気になり鏡で確認する人のイメージ

「美容室で『ここ、抜けてますよ』と言われて、はじめて気づいた」——円形脱毛症は、こんなふうに他の人から指摘されて知ることが少なくありません。自分では見えない場所にできることが多く、鏡を合わせ鏡にして確かめては、また不安になる。そんな時間を過ごしておられる方もいらっしゃると思います。この記事では、奈良・磯城郡川西町結崎の育毛鍼灸院SOKOKARAが、円形脱毛症について一般に言われていることと、皮膚科の受診を前提にしたうえで、体調の面から並行してできることを、誇張なく整理してお伝えします。

目次

円形脱毛症とは、どういうものか

円形脱毛症は、頭の一部の毛が抜けて、境目のはっきりした円形・楕円形の脱毛斑ができる状態です。加齢にともなって全体が薄くなっていくタイプの薄毛とは、成り立ちがまったく別のものと説明されています。

一般には、人口の0.1〜0.2%ほどにみられ、一生のうちに経験する方は1.7%ほどという報告があります。男女差はなく、あらゆる年代に起こりえますが、とくに10代後半から20代の若い世代に多いとも言われます。決して珍しいものではありません。

特徴的なのは、抜けた部分の地肌がつるりとしていて、赤みやかゆみなどの自覚症状がほとんどないことが多い点です。だからこそ、気づくのが遅れがちになります。

原因は「ストレスだけ」ではないと考えられています

円形脱毛症というと「ストレスでできるもの」というイメージが広く知られていますが、近年は毛根に対して免疫のはたらきに異常が生じる、自己免疫のしくみが関わっていると考えられています。ストレスや睡眠不足、疲労、体調不良、出産などは、きっかけのひとつとして挙げられるものの、それがすべてではない、という整理です。

また、甲状腺の病気(橋本病など)や、アトピー性皮膚炎・ぜんそく・アレルギー性鼻炎といった体質と重なることが知られています。「気の持ちようが足りないから」ではありません。ご自身を責める必要はまったくない、というのは最初にお伝えしたいところです。

ストレスとの関わりについては、ストレスと薄毛の関係・自律神経のはなしでも別の角度からまとめています。

タイプによって、たどる経過が違います

円形脱毛症はいくつかのタイプに分けられ、それぞれ経過の見通しが異なると説明されています。

  • 単発型:脱毛斑が1か所。もっとも多いタイプです
  • 多発型:脱毛斑が2か所以上できる
  • 蛇行型:生え際に沿って、帯のように広がる
  • 全頭型:頭全体に広がる

一般に、はじめてできた単発型は、数か月から1年ほどで自然に落ち着いていく方が多いとされます。一方で多発型では半年から2年ほどかかることが多く、蛇行型ではさらに長く時間がかかる場合もある、と説明されています。

つまり、「どのタイプなのか」で、必要な向き合い方も、かかる時間の見通しも変わってきます。ここは自己判断ではなく、専門の目で見ていただく領域です。

まず皮膚科へ。ここが大前提です

当院が最初にお伝えしているのは、皮膚科(できれば脱毛症を扱っておられる医療機関)を受診してくださいということです。理由は3つあります。

  1. 診断のため:円形脱毛症に見えても、別の原因による脱毛のこともあります。区別できるのは医師だけです
  2. タイプと広がりの見きわめのため:脱毛の面積や経過した期間によって、医療機関で選ばれる方法が変わってきます
  3. 合併しやすい病気の確認のため:甲状腺など、血液検査で見ておいたほうがよいものがあります

とくに、脱毛斑が増えている・広がっている・過去にも経験があるという場合は、様子見をせず早めの受診が勧められています。医療機関との関係の作り方は、皮膚科と育毛鍼灸の組み合わせ方にも書いています。

避けたほうがよいと言われていること

調べるほどに情報が多く、つい手を出したくなるものですが、一般に次のようなことは避けたほうがよいと説明されています。

  • 脱毛斑を強くこすったり、爪で刺激したりする
  • 市販の育毛剤やサプリを、医師に相談せず自己判断で使う
  • 他の方に処方されたお薬を分けてもらって使う
  • 医師から出されたお薬を、自己判断で途中でやめる
  • 睡眠不足やストレスを「仕方ない」と放置してしまう

とくに最後のふたつは、日々の中で起こりやすいところです。お薬の中断は、かかりつけの先生に相談してから決めていただくのが安心です。

東洋医学の考え方と、鍼灸でできること・できないこと

はっきりお伝えしておきたいのは、鍼灸は円形脱毛症そのものに対する医療的な処置ではありません。免疫のはたらきをどうこうするものでもありません。

東洋医学では、髪は「血(けつ)」の余りと表現され、めぐりや体力と関わりが深いものと考えられてきました。この考え方については髪と「血」「腎」の関係で詳しくご紹介しています。当院で行っているのは、この考え方にもとづいて首肩のこわばりをゆるめ、頭部の血流と自律神経のバランスを整え、休まりやすい体の状態に近づけていくことです。

施術後には「頭が軽くなった」「その日はよく眠れた」というご感想をいただくことがあります。髪そのものというより、髪が育つ土台となる体調の面をお手伝いする立ち位置だとお考えください。医療機関での対応が主役で、鍼灸はその横で支える役割です。

施術の内容や当日の流れは、育毛鍼灸の施術の流れにまとめています。

暮らしの中でできる、当たり前のこと

目新しい話ではありませんが、医療機関でも共通して勧められているのは、結局こういうことです。

  • 睡眠:7〜8時間を目安に、質を意識する。睡眠不足は免疫のはたらきを不安定にすると言われます(→睡眠の質と髪の関係
  • 食事:たんぱく質・鉄・亜鉛・ビタミン類をバランスよく。夕食は就寝の3時間前までが目安(→髪と食事の関係
  • 入浴・軽い運動:血のめぐりを促し、気持ちもゆるみます
  • 頭皮をいたわる:ゴシゴシ洗わない、乾かしすぎない(→シャンプー選びと頭皮環境
  • ストレスはゼロにしなくていい:減らせるところだけ減らす、で十分です

「ストレスをなくさないと良くならない」と思い詰めてしまう方がおられますが、そういう性質のものではありません。できる範囲で負担を軽くしていく、くらいの気持ちで大丈夫です。

よくあるご質問

Q. 皮膚科に通いながら鍼灸を受けても大丈夫ですか?

A. 併用しておられる方が多いです。お薬や処置の内容を伺ったうえで、当院は体調の面からお手伝いします。ご不安があれば、かかりつけの先生に「鍼灸院に通ってもよいか」と一言確認していただくと、より安心して受けていただけます。

Q. 脱毛斑のところに直接、鍼を打つのですか?

A. いいえ。頭皮に炎症や傷がある場合はもちろん、脱毛斑そのものへの刺激は行いません。首肩や全身のバランスを整えることを中心に組み立てます。鍼の太さや感じ方については育毛鍼灸は痛い?をご覧ください。

Q. どのくらい通えばよいですか?

A. 体調を整えることが目的ですので、はじめは週1回程度から、様子を見ながら間隔を調整していきます。目安は通う頻度と期間にまとめていますが、円形脱毛症の場合は医療機関での経過が中心になりますので、無理のないペースで構いません。

Q. 子どもにもできると聞きました。うちの子が心配です。

A. お子さんに起こることもあります。まずは小児科または皮膚科にご相談ください。ご本人が学校のことなどで気に病んでおられる場合は、周りの大人が過剰に心配しすぎないことも、環境として大切だと言われます。

ご予約・院のご案内

SOKOKARA鍼灸整体院 結崎院は、近鉄結崎駅から徒歩5分。完全予約制・ベッド1台の落ち着いた空間で、おひとりずつ丁寧に向き合う育毛鍼灸院です。

  • 院長:藤武 智
  • アクセス:奈良県磯城郡川西町結崎(近鉄結崎駅 徒歩5分)
  • 営業時間:10:00〜24:00
  • 休診日:木・日・祝
  • ご予約:LINEのみ(完全予約制)
  • 育毛鍼灸:初回体験 5,000円/通常 16,500円(別途 初診料 3,000円)

夜遅い時間まで営業しているため、お仕事帰りやお子さんが寝てからでも通いやすいとお声をいただきます。大阪・京都・兵庫など関西各地からも通っていただいています。「皮膚科には行ったけれど、他にできることはないだろうか」という段階でも構いません。まずは今の体調を一緒に整理するところから始めましょう。

▼ ご予約はLINEから
https://lin.ee/wAvjldM

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※本記事は一般的な情報および東洋医学の考え方をご紹介したものであり、効果効能を保証するものではありません。現れ方や感じ方には個人差があります。診断・お薬に関するご判断は、医療機関にご相談ください。

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